以前のホームページに掲載していた『アルバム』の中から、平成20年の分を再録します。
目次
ご神木の剪定
(平成20年2月の記事)
境内の木のうちで最も古い、樟社ご神木のクスノキ(樹齢800~1000年)。
地上20メートルの高さまで届く、高所作業車が活躍します。
枝間の風通りが良くなるよう、整えます。
伐採した枝。クスノキ独特の芳香が漂います。
枝の切り口が腐らないよう、薬を塗布してゆきます。
続いて、拝殿前の木を剪定します。
桜の木の生育を妨げないよう、周りの木の枝を整えます。
境内の雪化粧
(平成20年2月9日の記事)
午前9時頃から降り始めた雪は、みるみる積もって、11時頃には辺り一面真っ白になりました。
環濠跡の錦鯉
(平成20年3月3日の記事)
有志の方により、環濠跡の水路に錦鯉が放流されました。水温が低いため、まだ活発には動き回りませんが、美しい姿でゆったりと泳いでいます。
太鼓台修繕
(平成20年6月21日)
傷みの目立ってきた、太鼓台の「布団」部分を、新調しました。太鼓台そのものは、嘉永5年(1852)に造られたという記録が残っており、専門家によれば、彫り物は幕末の彫物師である小松源蔵の手によるものであるとのことです。
新しい「布団」の到着を待つ太鼓台。
布団部分の骨格にあたる「かご」に、羅紗をかぶせます。
紐で括り付け、固定します。
クレーンを使い、太鼓台の天井部分を取り付けます。
彫刻に注意しながら、天井をかぶせます。
天井の上に、羅紗を着せた「布団」を重ねてゆきます。
「布団」の隙間から、金綱固定用の針金を通します。
金綱取り付けの下準備をします。
金綱を取り付けてゆきます。
小松家特製の「梅ジュース」で一服。
平成20年 夏祭り
(平成20年7月11日~14日の記事)
昨年は日程の4日間全てが雨という異例の天候となりましたが、今年は好天に恵まれました。
7月11日
太鼓台の出発に先立つ式典。いよいよ夏祭りが始まります。
神輿の出発式。
各方面から、祝辞・挨拶を頂きます。
神輿の出門。
川行神事。神輿を祓い清めます。
清められた神輿が神社に戻ってきます。
神輿を拝殿北側へ運びます。
高く持ち上げ、台座へ載せます。
神輿の飾り付けを行います。
帰還した太鼓台に搭乗していた敲児。
7月12日
南港通り「九町合同曳行」。
各町のだんじりが次々集結します。
通りに九台のだんじりが揃う様は壮観です。
7月13日
夏祭りの祭儀を斎行します。
総代ほか参列者が御祓いを受けます。
宮司によって祝詞が奏上されます。
夕刻、宵宮祭を斎行。
祝詞奏上の後、神楽を奉奏します。
宮入。今年の一番手は西脇組。
二番、脊戸口町。
三番、市町。
四番、流町。
五番、野堂北組。
六番、野堂町南組。
七番、野堂東組。
八番、馬場町。
九番、泥堂町。
宮入しただんじりが参道に並びます。
7月14日
太鼓台の出発に先立ち、敲児ほか関係者が神前に拝礼をします。
敲児が太鼓台に搭乗します。
太鼓台が出発します。
神輿出御前の記念撮影。
町内の巡幸に向かいます。
御渡り行列が出発を待ちます。
御旅所となる、赤留比売命神社での祭儀。
全興寺での祭儀。
長寶寺での祭儀。
太鼓台の帰還。
神社へ帰還した敲児をはじめ関係者が神前を拝します。
神輿の還幸。
還御祭を待ちます。
還御祭をおえ、宮司が挨拶します。これで夏祭りは終了です。
サルノコシカケ
(平成20年9月25日の記事)
本殿斎庭内の木に、大きなサルノコシカケが生えていました。
実際に猿が腰掛けられそうです。
御本殿耐震調査
(平成20年11月12日の記事)
現在、文化庁では、全国にある文化財指定建造物の耐震悉皆調査が行われており、国指定重要文化財に指定されている当社の御本殿も、先日、調査を受けました。
詳細な計測が施されます。
計測データが記されてゆきます。
秋の色
(平成20年12月1日の記事)
境内の楓や公孫樹の葉が、色づいてきました。