以前のホームページに掲載していた『アルバム』の中から、平成22年の分を再録します。
目次
平成22年 正月風景
(平成22年1月1日~3日の記事)
1月1日
0時の開門とともに、大勢の方がお参りされます。
開門直後の拝殿前。
夜が明けました。
大門の外にも、お参りされる方の行列ができています。
1月2日
夕刻、献湯神事が執り行われます。
境内各所で、献湯にともなう神楽が奉仕されます。
画像は吉岡稲荷社鳥居前。
1月3日
「注連縄上げ神事」の注連縄が、だんじりに載せられ神社へ奉納されます。今年の担当は泥堂町です。
杭全神社への奉納が済むと、続いて赤留比売命神社(三十歩神社)へ奉納に向かいます。
奉納先である赤留比売命神社へ向かってみると、なんと、境内の真ん中、しかもちょうどだんじりの通り道になるところに、見知らぬ自動車が駐められていました。
このままでは、だんじりが通れず、神事が行うことができません。
平野警察署にお願いし、手を尽くしてもらったのですが、結局、自動車の持ち主には連絡がとれず…
もう、だんじりはすぐそこまで迫っています。 仕方がないので、警察官立ち会いのもと、人力で車を移動させました。町衆の力、恐るべし。
そんなこんなで、無事に?だんじり到着。
赤留比売命神社拝殿に運び込まれる注連縄。
神前に向かい、皆さんが拝礼されます。
弁天池の水質浄化作業
(平成22年4月の記事)
作業見学の受付。「新聞記事を見て来ました」と、多数の方にお越しいただきました。
浄化のための薬剤を散布します。
校庭から、作業の様子を見守る子どもたち。
水槽での、浄化のモデル実験。
浄化後の弁天池。水が透明になりました。
平成22年 夏祭り
(平成22年7月11日~14日の記事)
今年も、夏祭りがいよいよ始まりました!
7月11日
太鼓台出発の式典。
今年の太鼓台当番は馬場町です。
敲児が太鼓台に向かいます。
太鼓台の出発。
拝殿前に据えられた裸神輿(装飾の施されていない神輿)。
神輿出門前の式典。
今年の神輿当番は泥堂町。
一同、御祓いを受けます。
鏡割りの後、乾杯が行われます。
神輿が担がれ、出門します。
神輿足洗神事(川行神事)。
祓詞を読んだ後、祓串と塩湯で御祓をします。
平野地車囃子保存会による、だんじり囃子の奉納。
遷御祭後の、拝殿での祭典。
昇殿者が御祓いを受けます。
7月12日
平野の町並み、祭りの日の装い。
7月13日
夏祭り祭典を奉仕。
宮入り一番、馬場町。
二番、泥堂町。
三番、西脇組。
四番、脊戸口町。
五番、市町。
六番、流町。
七番、野堂北組。
八番、野堂町南組。
九番、野堂東組。
宮入りしただんじりが参道に並びます。
7月14日
拝殿に据えられていた神輿が舁き出されます。
神輿が巡幸に向かいます。
降りしきる雨のなか、神輿供奉のお渡り行列が出発します。
お渡り行列が、御旅所である赤留比売命神社に到着。
赤留比売命神社での祭儀。
次の御旅所である全興寺に向かいます。
全興寺に到着した、お渡り行列の猿田彦。
子供が頭を撫でてもらいに集まってきます。
全興寺での祭儀。
次の御旅所である長寶寺へ向かいます。
その道中も、天狗さん(猿田彦)は大忙しです。
長寶寺での祭儀。
太鼓台が還ってきました。
役目を務めた敲児たち。
神輿の還幸。
神輿は拝殿北側へ向かいます。
還御祭直前の様子。
還御祭後、神輿の飾り付けを外してゆきます。
葛の根 除去作業
(平成22年8月10日の記事)
御本殿裏の森に、葛の蔓が著しく繁茂しており、森を形成している他の木々を変形させたり枯らせてしまうおそれがあるため、除去することにしました。
樹木に巻き付く無数の蔓。
その蔓を辿ってゆくと、巨大な根幹に行き当たることが分かりました。
木質化した蔓や根を四方八方に拡げています。
錐を使い、根に穴を彫ります。
その穴に、根を枯らすための薬剤をセットしてゆきます。
薬剤注入針が刺し込まれた、葛の根。
鎮火祭
(平成22年11月15日)
乾燥と寒さが日増しに厳しくなってゆく季節ですが、杭全神社では毎年11月15日夕刻に「鎮火祭」を斎行しています。暖を与えてくれる火の恵みに感謝するとともに、火事などが起こらないよう、その威力を制御する願いの込められた祭典です。
火の威力を制御する呪物として、瓢・藻(水草)・赤土を用意します。
燧石と火口を使い、火をおこします。
おこした浄火を、提灯に移します。
その提灯を、参道に設えた火籠へ持ってゆき、点火します。
瓢の水、藻、赤土を炎に入れてゆき、やがて火がおさまると斎了です。
自然造形の神秘
(平成22年11月の記事)
楠社ご神木の神秘的なコブの形が話題になっています。
近づいてよく見てみると…
まるでそこに蛇が居るかのようなコブがあります。
ご存知の方のあいだでは、パワースポットとして人気を集めているようです。