以前のホームページに掲載していた『アルバム』の中から、平成23年の分を再録します。
目次
神田が新しく造営されました
(平成23年6月10日の記事)
![kanda23-001](https://i0.wp.com/kumata.jp/wp-content/uploads/2016/07/kanda23-001.jpg?resize=240%2C180)
弁天池の改修工事で生じた余剰土砂を活用し、池畔に遊歩道が建設され、また、池の南側に神田が造られました。
6月10日に竣工祭が執り行われ、その後、宮司を先頭に氏子崇敬者ら約20名の手によって約100平方メートルの田に「イセヒカリ」の苗が植えられました。稲が無事に育ち秋に収穫できれば、来年4月に斎行される御鎮座千百五十年祭の神饌や、稲籾を利用した授与品「福の種」の奉製に利用される予定です。
竣工祭。神田のお祓い。
工事関係者等による玉串拝礼。
竣工祭の後、田植えが行われました。
無事に稲穂が実りますように。
夏祭り10日前の点景
(平成23年7月2日の記事)
雨上がりに映える緑。
境内の、いたる所に立てられた提灯棒。
師走大祓限定の交通安全ステッカーを貼ってくださっている自動車が駐まっていました。
この時期は、だんじり曳行の安全を願ってお守りを受けに来られる町衆の姿も目立ちます。
平成23年 夏祭り
(平成23年7月11日~14日の記事)
7月11日
早朝、太鼓台の出発式が執り行われます。
いよいよ夏祭りの開始です。
宮司により、太鼓台および諸員がお祓いされます。
今年の太鼓台当番は野堂東組です。
敲児たち。
(奉仕中、地面を歩いてはいけないという禁忌があるため、肩車されています。 )
敲児が太鼓台に乗り込みます。
太鼓台の出発。
大鳥居を出てゆく太鼓台。
太鼓台の出発に続き、神輿の出発式が執り行われます。
今年の神輿当番は、馬場町です。
まだ神様のお乗りになっていない「裸神輿」が担ぎ出されます。
休息所となる大念仏寺へ向かいます。
大念仏寺東門前に据えられた神輿。
神輿足洗神事が、樋尻橋の脇で斎行されます。
足洗をすませた神輿が大鳥居前まで戻ってきました。
拝殿北へ向かいます。
拝殿北側へ戻ってきた神輿。
神輿が架台に載せられます。
飾り付けの済んだ神輿へ神様にお遷りいただく神事を奉仕します。
巡行を終え、境内に帰還した太鼓台。
7月12日
夕方前、徐々に浴衣姿の参詣者が増えてきます…
そんななか、特に風変わりな衣裳のお二人を撮影させて頂きました。
雨上がり、社務所上空に虹が出現。
夜、南港通りで「九町合同曳行」が行われます。
![n23-1203](https://i0.wp.com/kumata.jp/wp-content/uploads/2016/07/n23-1203.jpg?resize=240%2C160)
野堂東組。
馬場町。
泥堂町。
西脇組。
脊戸口町。
市町。
流町。
野堂北組。
野堂町南組。
熱気にあふれる南港通り。
7月13日
午前、夏祭りの祭典が奉仕されます。
夕刻、宵宮祭が奉仕されます。
だんじりの宮入がはじまります。
今年の一番手、野堂東組。
二番、馬場町。
三番、泥堂町。
四番、西脇組。
五番、脊戸口町。
六番、市町。
七番、流町。
八番、野堂北組。
九番、野堂町南組。
宮入をすませただんじりが並ぶ参道。
弁天池に錦鯉を放流
「紅白」、「黄金」など、美しい錦鯉。
鯉は、一部を崇敬会の事業として、また一部は有志の方による奉納として、放流されます。
放流される錦鯉。
抜穂祭・神田の稲刈り
(平成23年10月13日・15日の記事)
6月10日に田植えを行った神田の稲が、無事に立派な稲穂を実らせました。10月13日に抜穂祭を斎行し、同15日、有志の方々とともに稲刈りを行いました。
10月13日、抜穂祭を斎行。
例大祭の神饌と懸税奉製に必要な量の稲を、神職・関係者が抜き採ります。
立派に実った稲穂は、持ってみると、見た目以上にずっしりと重みがあります。
抜き採った稲の半分程度を懸税に仕立てました。
本殿回廊の中門に奉納された懸税(かけちから)。
10月15日、あらためて本格的に稲刈りを行いました。
あいにくの天候で田に水が溜まってしまいましたが、たくさんの方にご助力いただき、無事に稲刈りと稲架けの作業を済ませることができました。